インタビュー

本多 真也さん

INTERVIEW

本多 真也さん

2019年入社 設備施工管理

建設業界に入ったきっかけはなんだったんですか?

もともと僕は20代中盤まで飲食店でお仕事していました。その時に色々ありまして、接客が怖くなったのと、店長としてアルバイトの管理・教育とかもやっていたのですが、抱えきれなくなってしまって「すみません。やめます。」とその会社をやめました。とは言っても、生活していかなきゃいけないからね、仕事を探していたら、アルバイトとして面接してくれる会社さんがあった。それが、ハウスメーカーの水道工事店。そこにアルバイトとして面接してもらったはずなんですけど、初日に出勤したら現場監督という肩書きの名刺を渡されて、なぜか社員として入社していました笑
そんなこんなで入社したんですけど、その会社がまあまあブラックで、潰れそうな会社だったみたいで、入社して最初に他の業者さんに「給料もらってる?」って心配されました。同期も事務員兼CADオペの方が1人ともう1人事務員さんがいたんですけど、2週間くらいで1人やめてしまって、もう1人も2ヶ月くらいでやめていってしまいました。

当時の仕事の流れとしては、小さい現場5〜10個くらい持っていて、ここにちょっとこういうの追加してくださいっていう打ち合わせしたり、配管工事をやるときに大工さんや工事業者さんと日程調整したり、そういうのを各現場で毎日のように打ち合わせをするっていう仕事だったんです。それプラスお客さんが大体建物が立ち上がった時に、中間打ち合わせとして、「今この図面でここまでできましたけど何か変更したいとこないですか?ご提案しますよ!」って言いつつ、変更しないでくださいとプレッシャーをかける笑 そこから工事が最後まで終わると、引き渡し前の検査、トイレだとか手洗いだとかお風呂だとかキチンだとかの検査をして、ハウスメーカーの担当者に引き渡すそこまでがお仕事でしたね。1棟立てるのに3ヶ月くらいって感じですね。入った初日から、ほぼほぼ1人で放り出されてそういうことをずっとやっていました。

その会社では9ヶ月間くらい働いたのですが、その間に何人もの人がやめていって、人が足りなくなって補充しても大体みんな2〜3ヶ月でやめていく。そんな感じでした。働いていた9ヶ月間給料が遅れることはなかったんですけど、現場の支払いとかが遅れてるという話を聞いて、流石にこの会社やばいなと思ってやめました。辞める時にお世話になっていた人たちに挨拶をして回っていたら、ハウスメーカーの担当者さんが声をかけてくれて全く同じ仕事の会社に入社して13年間設備屋としてやってきました。最初は流れでなんとなくこの業界入ったけど、今も一応それで生活してる。

流れでもそれだけ続けられるのはすごいですね。

当時は忙しすぎて他の仕事を探す暇がないんですよ。昔いたような小さい会社だと、毎日仕事に追われて特に暇がない。休むっていうと白い目で見られますしね。でも、今アイアールさんに入社して大手の企業さんで働かせてもらっていますけど、今までの自分の仕事はなんだったんだろうってくらい「休め」と言われてびっくりしてます。

本多真也さん

アイアールに入社した経緯はなんだったんですか?

これも結局流れなんですけど、、、。
13年勤めた社長と喧嘩して、解雇されて、その場で借りてたものを全部返して、その日のうちに退職してしまいました。 それでも生活していかなきゃ働かなきゃということで、職業安定所行ったりなんなりしていたんですけど、その時はもう40近くだったのでそう簡単に見つからなくて。色々なサイトを見ている中で、アイアールのホームページを見つけて、すぐに応募しました。他の会社にも応募しようかなと思っていたところに、アイアールからすぐ面接の連絡をもらいまして、面接してもらいました。面接の時に「いくらくらい欲しいですか?」と聞かれて、これくらい欲しいですと言ったら「多分その条件でも大丈夫だと思いますよ。」とのことだったので、いい会社だな〜と思いました。そこでいい返事をいただけるんだったら他の会社の面接も決まっていないし、こちらでお世話になろうと入社を決めました。

今の現場のお仕事はどのようなお仕事ですか?

現在は大手ゼネコンさんの名古屋支店の栄方面にある工事事務所の設備担当として施工管理をしています。同じ支店のリニューアル部門と連携したお仕事と元施工の建物のお客さんから建物の修理だったり、仕様変更だったりを請け負っています。例えば、もともと1つの部屋を、広すぎるから2つに分けて使いたいとか。そのためには壁を作ったり、電気や空調を分けたりしなければいけないという中で、設備担当なので電気と空調を分けるところとや火災報知器を追加したりするという工事を担当しています。仕事としては、そう言った工事の計画、提案、見積もり、施工管理、発注、請求、報告書作成まで1から10まで全部やってます!それを同時に10箇所以上とかでやっているので、もうパンパンになりながら。見積もり依頼が一つの現場で2〜3つくらいあるので、あれ、なんの話だっけとかはたまにあります笑

施工管理のやりがいは何かありますか?

建築の方達が無理難題を言ってきたときに、それを納めることができた時にはやりがいは感じますね。上にはお金出してくれと、下にはお金おさえてくれと言いながら、建築屋さんが工期がこれだけしかないからこんだけでやってって言われたらそれで納めると「よし、やってやったぞ」って思いますね。今の会社の前に派遣で行っていた会社さんの時は、そういった仕事をしていたという自負はあります。

本多真也さん 松井綾大さん左:本多真也さん 右:人材管理部 松井綾大さん

アイアールで働く魅力はなんですか?

いい塩梅でほっといていてくれるところかな。距離感がちょうどいいと思います。今働いている会社の他の派遣会社さんから来ている人を見ると、結構細かいんですよ書類関係とか。何か一つ行動するにも、書類が必要で大変そうだなと思って見ています。有給だとか本当は、申請書類とかあるじゃない。でもね、松井さんにこの日有給取りたいというと「あ、やっときますよ」って言って手続きしてくれるからほんと感謝しています。「この書類がないと受け付けません!」ていう会社ではないのがすごくありがたいです。

あと、僕はもともとしがない街の水道屋だったんですよ。その時ってゼネコンだったりサブコンで仕事するなんて思ってなかった。働く会社が変わるとしても知り合いのところで働くか、自分で会社立ち上げてやっていくかとかだと思っていたんですけど。それが今やゼネコントップ5の中の一つにいて、すごい高いとこに来れちゃったなって。自分の力だけじゃ絶対入れなかったと思うから、それはやっぱりアイアールさんていう会社があってそこでひろってもらえたからこういう経験ができている。僕が昔働いていた会社にいる時に、あのサブコンさんと仕事したんだぜっていうのが誇りになっているおじさんと一緒に仕事していたんですよね。今や僕はそのサブコンさんで働けちゃったし、さらにそのサブコンさんを使える立場のもっと大手の会社さんでも働けている。そういう高みに行ける楽しさはすごく魅力的です。

アイアールにもっとこうして欲しいなどの要望はありますか?

さっきの質問の答えと真逆になっちゃうんですけど、もうちょっと構って欲しい笑 スキルアップのために何か講習だとか資格だとかの案内をくれたら嬉しいなと思います。僕ら現場でバタバタしているとそういう情報がなかなか入ってこないんですよね。周りの人からそろそろ試験だっていう話を聞いて、「え、願書いつ出したの?」状態。できればこういう試験がもうすぐありますよ、願書いつまでですよとか教えてくれるとすごく助かる。僕ね施工管理の試験1回忘れて、仕事入れちゃったことあるんですよね。しかも次の週の月曜日に他の業者さんと打ち合わせがあって話してたら、「そういえば昨日試験来なかったよね」って言われてそこで初めて忘れていたのに気づいたんですよ笑 だからそういったお知らせをしてくれると嬉しいです。

施工管理で現場に出ている子たちにアドバイスをお願いします。

現場に出ていてやることがなかったら、とりあえず現場回って、歩いとけってことですね。それで職人さんが今何やっているか見る。安全のことって当たり前に大事すぎて、みんな安全の流れを見てこいとかこれをしてこいっていう指示は出されないんだけど、現場監督って現場を進めている中で安全第一だからね。事故が起きたら現場が止まるし、お金がいっぱい出ていく。だからまず職人さんこうやって仕事しているんだ、これって危なくないかな?っていうのを1日に3回でも4回でも見て回った方がいい。僕は逆に素人の目から見た方が安全は厳しくなると思う。純粋にこれって危なくないんですか?とかこれ怖くないですか?って思えると思うから。なにがセーフでなにがアウトかわからなかったら、携帯で写真でも撮って、この職人さんこんなことしてたんですけどどうなんですか?って先輩に聞けばいい。僕も自分の仕事がちゃんとできるまでは、毎日現場周りしていて、現場でっぱなしだよねって言われるくらいずっと現場回ってました。

本多真也さん 松井綾大さん

応募画面へ進む

TOP