スペシャルインタビュー

サーヤのインタビュー企画第三弾!
今回のインタビューはMCの晋平太さん!
インタビューの最後にはアイアールへの愛♡あるメッセージをいただきました!

晋平太さん

MC。1983年東京都生まれ、埼玉県狭山市育ち。
フリースタイルでのMCバトルを得意とし、数々の大会で輝かしい戦歴を残してきた。
楽曲政策の傍ら、フリースタイルの伝道師として全国各地でラップ講座を開き、フリースタイル及び日本語ラップの普及活動を行なっている。

ヒップホップで生まれる自分の財産。

本日はインタビューよろしくお願いいたします!
早速なのですが、晋平太さんがラップを始めたきっかけは何でしょうか?

始めようと思ったというか、友達がやってたんですよね。
僕が中学生くらいのときに流行ってて。
友達が勧めてくれたのを一緒に聞いたり一緒にやったりして。遊びですかね。
ヒップホップを見たり聞いたりしてるうちに、なんとなく興味をもって俺もやってみようかな~からかな?
そこからはいって楽しくて・・

中学生のころから!
随分はやい時期から”MC晋平太”はスタートしていたんですね!
晋平太さんがラップをしていて楽しいところってなんでしょうか?

やっぱり仲間が増えたり、どんどんやばいラッパーが増えてきたりするのが一番楽しいですよね。
すごいなあ!ってやつがかっこいいラップをするとか。
自分もまたがんばろうとか、自分がこうできなかったことができるようになったり。
当たり前のことなんですけどそういうのが楽しいですね。

自分にとって新しい挑戦ができるのって燃えますよね。

そうそう。あとやっぱり日本中に友達ができる。
ラップで日本中を旅できるんで、どの町にいってもHIP-HOPのことを、みんな同じように好きで、
ラップやってる友達ができたっていうのは何よりも楽しいし、何よりも財産かなと思います。

素敵な財産ですね~!
私、フリースタイルダンジョンを見たときに
「あっ、ラップってこんなこともできるんだ!」って思ったんですよね。戦ったり・・

そうだなあ、なんていうんですかね。基本はしゃべりみたいな感じで。
愛の告白や人を勇気づけることもできれば、人を傷つけることもできるし、言葉なのでなんでもできるんですよね。
例えば宣伝を作ることもできればそれでお芝居をすることもできるだろうし。
自由。自由なんですよね。なんでもできると思いますよ。

晋平太さんは愛のラップをやったことはありますか?

僕ですか?モチロンありますよ
ラッパーなんてみんなやってるんじゃないですかね。

告白するときとかプロポーズするときとか...?

プロポーズはラップではしないと思いますよ!
あと飲み屋で役立ちますね。超絶安売りですけど(笑)
愛の告白も全然ドシドシやってもらって。挑戦してもらってくれれば。
ラップで想いを伝える!責任はもたないですけどね(笑)

教える場があると、仲間が増えて楽しい。

ラップをはじめてからなにか大きな壁にぶち当たったり挫折等は経験なされたのでしょうか?

壁はもうしょっちゅうぶち当たってますし、うまくいかないことなんて山ほどありますよ、小さいこととか含めるとね。
でも、挫折っていうのはどんなにうまくいかないときでも挫折ってこう・・・ポッキリ折れちゃうことじゃないですか。折れてないから続けてられるっていうか。
壁はもう本当毎日ぶちあたってるしいつまで俺続けてられるのかな、とかもっとうまくなるにはどうしたら良いかなとか、まだ誰もやったことのないことやり続けていく、みんなね。
一歩一歩進めていく。それぞれ自分のポジション誰もやってないんじゃないかと思うことを必死こいて進めていくんで壁にはもう毎日ぶち当たって戦ってるけどなんかこう…ぶっ壊したりよじ登ったりできなくても、壁沿いにそって歩いていければ飛び出る瞬間もあるかもしれないじゃないですか。

で、正しい方向なんてひとつじゃないですし、そういう感じですけど。
もう本当壁なのかわかんないけどそれで生活ができるようになったりだとか、こんな有名になったとか
僕なんてまだまだなんですけど最初の一歩がすごく大変で。どうやって名前を売ったらいいんだろうとか、どうやってこれでお金を稼げるようになるんだろう?とか。
誰も教えてくれなかったのでそういうのがすごい壁でしたね。

たしかに!CDとかどうやってつくるのか、売るのか、どう置いてもらう、ライブでの集客…
わからないことってたくさんありますよね。

そうそう。全部自分ひとりじゃないですけど、仲間とか自分に協力してくれる人たちとか1個1個やってて
今もそれを続けている感じなんで毎日ぶつかってますけどね。
でも挫折はしてないです。まだ。

かっこいい~~!
お話を聞いていてラップへの愛というか、もう芯のつまった強さを感じました!
全国各地でラップ講座を開いてらっしゃるようですがなぜそういった活動をなされているのですか?

きっかけは全国でバトルしたり、ライブしたり、バトルの司会をしたり、
色々なことをしていると、いろんなところでいろんな人と出会うんですよね。
ラップを始めたばっかりの人とかやってみたいんだけど、どうやったらいいかわかんない子とか。

財産ですよね!

そうそう。で、そういう人たちに
「どうやってやるんですか?」「どうやったらラップでうまくなるんですか?」って聞かれることがすごい多かったので、じゃあそういうのを教える機会があっても良いんじゃないかな、と思って。

それってすごくありがたいことですよね!
狭き門を広げてくれると入門しやすい・・

最初は遊びって言ったら失礼ですけどライブに行った会場で(ライブが)始まる前に1時間もらってラップ初心者集まれ!と声かけてやってたり。
で、それをいろんなところで声かけが増えて、うちでもやってよ!て。
それがどんどん積み重なてって本を出すことになったり、会社の研修したりとかいろんな施設に行ってラップを教えたりだとかっていうのやってるんですよ。

すごい、どんどんつながっていく・・・

僕は一番最初にラップ教えてください!って言ってきた子たちのために最初はやってたんですけど、今はそれの延長線上っていうか。
やっぱやり方はわかんないものって始めづらいじゃないですか。少しでも入口のハードルを下げたいな、って。
僕はラップ好きな人とかラップしたことある人が今より一人でも増えたら、仲間が増えるじゃないですか。
これだけ人間がいて、ラップをやったことがないとかあるとか、ラッパーだとかそんなんじゃなくて、1回遊びでやったことあるよとか。そういう人たちが少しでも増えてくれれば、僕らがやってることの理解者が増えるじゃないですか。

そうですね

なのでチャンスがあればどこへでも行って、教えて。
最初に言いましたがやっぱり楽しいんですよ!みんなで自分のラップを考えて、自分の自己紹介をしようって。
できない人なんて絶対にいないしできるように教えるし。それをやると楽しいし。
場も超なごむんですよね。その空間が好きなんです。なので、やっています。仲間をふやしたいんですよね。

一から始めようとしている子たちに自分が重なったりしますか?

昔の自分と重なったりもするし僕は、始めたとき誰も教えてくれる人がいなくて。
友達と手探りでいろんな音楽をきいて、マネして、
「こうやってるっぽいな!」「こうだな!」
ってやってたので、すごくそれは尊い時間だったなって思いますし、それがあったので今があるから。
でも教えてくれる人がいたら100倍楽だったなって(笑)

今、晋平太さんがそういう子たちに入口を与えてますね

今はラップをやる数も多いからね

私もアイアールで色々企画で今も晋平太さんとお話させてもらっているのですが、
晋平太さんの講座にもたくさんの企画があって、対象が子供だったり企業だったり、人工知能!とのラップバトルもあったりして本当おもしろいな!とおもったのですが、他にも違った面白い企画に挑戦したい!というものはありますか?

そうですねえ、ラップでできることならなんでもしたいですね。
なにやってみたいかなあ…
おじいちゃんおばあちゃんとかはまだやったことないですね。
おじいちゃんおばあちゃんハードル高そうだけど…

わ!それ気になります!おもしろそう!どういうラップが完成するんだろう!

あと…なんだろう、方言って面白いですよね。
日本全国の方言を話す人たちのラップを1個にまとめて北海道から沖縄まで

方言ラップ!

方言でお国自慢をするみたいな

クセのつよい方言のところ気になりますね~!

沖縄とか青森とか絶対おもしろいんですよ!

晋平太さんはどちらの出身なんですか?

僕は生まれ東京で育ち埼玉なのであんまり方言とかないんですけど、その分憧れるんですよね。
沖縄の方言とか全然わかんないし。日本てすごい広くって、いろんなところにいろんな特色があってすごい面白いなあと思いますよ。

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